2024年4月17日
by 小野田
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人生は長いぞーの巻

一平君の二十何億の横領には、驚き、桃ノ木だったけど、そんな中において、ドンドン打って、打ち出の何とかよろしく、一平ちゃんが使っちゃった分を確実に再回収してるんだから、この日本人、誠に持って、大したもんです。いろいろ詮索すれば、色々あるんだろうけど、裏金で、知らぬ存ぜぬの日本の勘違い国会議員さんが、この程度で、すんじゃうんだから、大谷選手は、これから先、アメリカをけちょんと言わせる力を持ってるんだからこの辺で、しゃんしゃんで、いいんじゃないかい。

テレビで、ああでもないこうでもないとしゃべっていた国際弁護士とかいうよくわからない人たちのコメントも、もう聞き飽きたので、この辺でシャンシャンでいいと思います。ヨーロッパの大学のほとんどの法学部の学生さん、卒業すれば、すべての卒業生は、弁護士という肩書がもらえます。勝負は、卒業してからなんです。食っていけるのは、何パーセントですかね。食っていけないから兼業で、零細企業の事務所なんかの会計もやったり、食うためになんだってやります。本当にそれ一本で食っていくためには、運と忍耐と笑顔、そして感謝が必要なことは、世界各国共通のようです。

テレビに出てくるコメンターなんかは、食うためにやっているんだから、結局は、ショウを見て楽しむくらいの程度の暇つぶしとしてみないといかんという事です。でも今のテレビの平均視聴者の年齢層は、50から70歳代だそうです。若い層は、とっくに覚めてるという事です。

昔、昔私なんかが学生の頃、ジョンバエズというフォーク歌手が、好きで聞いてた時代があったけど、あの頃の学性は、ベトナム戦争が、なかなか終わらずに若者が。戦場に駆り出されて、どんどん死んでいく若者の姿のニュースが流れて、何とか俺たちができることは何かと、それなりに何かをしなくちゃと悶々とした時期がありました。根性なしの俺は、日本はいやじゃと、海外移住に憧れたり、サラリーマンは嫌じゃと、10月に内定していた会社を教育期間の2週間で,やめたり、悶々としていた時期がりました。まー後で考えれば、好きでもないことやったって、自分の性格を、わかりきっていたので、何やかやで、ぐうぜんに、この指圧の世界に入ったわけです。

たまたま、今でもお付き合いのある師匠に巡り合えたのが、ラッキーの一言でした。指圧の家業にいまだに飽きが来てないのには、我ながら、驚いています。お袋に何回も何回もため息をつかした例の言葉。なんで,お盲目(おめくら)さんの仕事をしなくちゃならないの、あなたには、他の仕事があるでしょうに、この言葉は、大正生まれの人の感覚では当たり前の言葉で、今でも、盲目の人達の保護のために、教育関係のお役所は、按摩、マッサージ指圧の学校の増設を認めていません。この辺が、部落問題同様、アンタッチャブルな分野みたいです。差別、そして倫理、20年前の常識が、今では非常識になっています。お笑いでさえ、まったくもって価値観の違いというのか、ここまではOK、でもこのリミットを越えたらダメ。全く面白くない世の中が出来上がっているのは、確かなようです。

その世の中において、ウクライナ、ソ連が代理戦争、パレスチナとイスラエルもこれなんかも代理戦争です。そこで、楽しくあるであろう青春を、戦争に駆り出されて何万人の若者が、死んでいます。何万人になるであろう子供たちも未来を放棄させられ殺されています。各国の爺が、作戦を立て若者が犠牲になるという構図です。臆病と言われようが,卑怯者と言われようが、仮病を使い、隣国に逃避してでも生き延びてください。愛国者なんて、何の役にも立ちません。人生は、一度、奇跡的に生を受けてこの世にいる若者、だらだらグタグタ生きてても、何か楽しいこともあるさー。何しろ生き抜いて、エンジョイ。これほどくだらない文章もないが、結局のところ生きてなんぼの世の中、ぼーっとやればそれもよしも、結論かなー。

2024年4月4日
by 小野田
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白色、黒色、そして黄色

大谷翔平選手が、まだ一本しかホームランが出てなくて、スランプだの、うつ病などと騒がれています。一平君のしくじりで、大谷選手が、ナーバスになっているとのこと、当たり前田のクラッカーと藤田まことの主水なら,ちん念の頭をなでつつ、いつものセリフを言っているでしょう。あれだけ、いつも世間の目にさらされている有名人が、それでなくてもホームランを打って当たり前のお金をもらっているのだからこれは仕方のないことです。

よく考えてください。野球は、アメリカで生まれて、日本や韓国、はたまた台湾、そして中米の国々で人気があるスポーツです。あくまで今はの話です。しかし元々は、白人のスポーツなのです。アメリカの野球ファンの大部分は、白人の選手が大活躍をしてくれれば、大満足なのです。それが、アジアの小国、アメリカの属国の日本の選手が、大活躍したら面白くありません。アメリカは白色、黒色、どちらが優遇されていますか。黄色や交じり色は論外です。白色が、主人公の国がアメリカなのです。

こんなの外国に住んでいれば常識の出来事です。キューバの選手や日本の選手が、ぽつぽついた時代なら、アメリカ人も平常心です。しかしあれだけ、アメリカの野球界を異国の人達が、活躍したら面白くありません。この際、何ならつぶしちゃえというのが、愛国心のあるアメリカ人の裏の顔です。

これだけ平等だと紳士顔で、アメリカが、が鳴っても、本心は、面白くあるわけがないのです。外人というと日本人は、真っ先に白人を想像します。白人という言葉に妙に劣等感を持つ日本人がいます。アジアの人も、もちろん外人なのに、外人イコール、白人です。この辺が、おかしいのですが、アメリカ人だって、足の短いサルに活躍されたら、それも地元アメリカで、活躍されたら、面白くありません。あのペルーのフジモリ元大統領だって、アジア人という事で、散々いじめられたことは、周知の事実です。差別は、ヨーロッパの国では、日常茶飯事です。フランスの空港を降りれば、黒人だらけ、スポーツも黒人だらけ、ポルトガル然り、スペインもかつての植民地だった国の南米人が、闊歩して市民権を得て権利だけ主張してるし、中国のおじさんおばさんが、土地を買いあさって、税金も払わずにいい暮らしをしていれば、やっかみもあるけど、差別用語も出てくるのが常識です。

そんな世界が、平等を叫んでも、笑っちゃうの一言です。昔、ある外交官が、南アフリカの黒人は、ぼーっとして働かないんだよね。でもね、彼らは、本当は戦士の子孫なんです。戦いがない時は、何もしないのです。戦いが彼らの仕事なのです。今は戦いがありません。だからいつもボーとしているのです。と言ってたけど侍も戦が仕事で、戦がなければ、怠け者と一緒なんですね。所がみんなが商いでお金を得てなんぼの時代になってしまったので、金金の時代になってしまったのです。実は、ぼーっとしているのが、一番いいのかもしれません。

今は、アジア人が珍しくなくなって、誰も振り返りませんが、昔は、良く、ガキに振り向きざま、チーノ(アジア人に対する軽蔑語)と言われた時代がありました。今でも宣伝キャスティングなどで、今風の美人ではなく、目の吊り上がった、日本人から見たらブス顔の人選が、キャスチングされているのをよく見ます。固定観念がこんなところに来ているんだと思います。外国の侍映画に出てくるお姫さまは、日本じゃ受けない顔ばっかしじゃありませんか。

日本は、アメリカなんかと仲良くならずに、アジアの国ともっと友好関係を結べばいいと思うのだけれど、無理なんだろうな。今の日本の政治家を見ればわかるよな。びしっとした権威がありません。悲しいかな、世襲の議員は、いざというときの判断力がありません。要は、バカボンのお父さんなのです。

結論は、大谷選手は、ビヨヨンと気楽に、マイペースで、やってほしいです。つぶそうとするやつがいる一方、球団も、元を取らないといけないので、擁護するだろうから、勝ってなんぼの世界に生きてるんだから、不平等は当たり前 差別は当たり前のアメリカ、頑張ってほしいね。俺なんか、親指一本でしのいでいるんだぞー。でももう疲れたぞー。白色、黒色、黄色、混色 この順番は、アメリカじゃ永遠に変わんないなー。

2024年3月26日
by 小野田
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一平君へ

大谷翔平選手の活躍が、公私ともに100パーセントの出来で、神対応の世の中です。そのパーフェクトのニュースが毎日流れている真っ最中、通訳の一平君の違法賭博、なんとなんと6億5千万円の負けで,大谷選手の関与が、世界を侃々諤々させています。ドジャースの一年目で、このビッグニュースは、ウクライナとソ連、パレスチナとイスラエルの問題同様にまたはそれ以上に、日本では騒がれていることが予想できます。ドジャース一年目で、この事件は、大谷選手には、ストレスになることでしょうが、彼の運と精神力があれば問題なく解決することでしょう。

またドジャースにしたって、一年目で、彼の契約金を払うための準備があるでしょうから、大谷選手のマイナスな動きはしないでしょうし、日本のマスコミも大谷選手のマイナスなことは、極力しないでしょうからこれは、大谷選手が、記録を塗り替える働きをすればすべてが、ハッピー、ハッピーで終わると思っています。ビジネス優先のアメリカです。結構ドライに解決すると思うのは私だけではないと思います。

所が一平君は、逆に悪役に仕立てることで、バランスをとるでしょうから一平君は、覚悟がいると思います。ギャンブル依存症といっても、普通の人間であれば胴元は、そこまで、彼にお金を肩代わりしないでしょうから、一種のはめられた要素が、高いのかもしれません。アメリカには、悪いの一杯いることは、長年住んでいるのだから、わかるだろうに、油断と慢心で隙が、できちゃったのかもしれません。

私も外国住まいが、長い方なので、日本人で、落ちていった人を何人も見ていますが、すべての人に共通していることは、みんな気が良いという事です。そして。酒のコントロールができない人だったり、ギャンブル好き、お金にルーズだったり、要は、日本に帰った方がもっと気楽に生きられるのにと同情するような人が多いみたいです。根は、いい人なんだけれども、寂しがり屋で、いつも仲間を造っちゃって、愚痴ってる類もいるかな。

私は、と言うと日本に親友がいるので、スペインでわざわざ友なんか作る必要はないという人なので、スペインの寛大さは、好きでもスペイン人はどうでもいいといった程度の感覚で、生きています。別にどこに住んでも同じという感覚があり、酒も飲まないし、ギャンブルもしない、女の人には縁遠いし,かといって仲間で群れることは大嫌いで、こんな感じで、突っ張っているわけでもなく、普通に生きているのでした。

ただこちらに来る前に、海外移住の長い先輩に言われたことは充実に守っています。1、同胞と群れるな。2、お金の貸し借りは,一銭なりともするな。もし貸したら、くれてやると思え。3、喧嘩しても手だけは出すな。この3つは、今でも肝に命じて生きています。

結論から言うと、一平さんという人は、すごくいい人なんだと思います。ただ慢心が引き起こした、天と地がひっくり返る一瞬の出来事だったんだと思います。あっという間のとてつもない負債。

商売柄、手相人相を勉強していますが、結構浮き沈みの激しい性格の持ち主と感じます。そう鬱の顔相です。誰かのサポートが必要です。あれだけの運気のある人ですので、また浮かんできますよ。またやり直せばいいですよ。思いつめないで、ケセラケセラで行けばいいと思います。罪は罪として償い、またやり直せばいいですよ。

2024年3月20日
by 小野田
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馬鹿になれ

ハワイの因泥先生は、海外での指圧普及のパイオニアで、私も、今日に至るまで大変お世話になっている人生の師匠です。一か月に一回の割合で、電話で激励をもらい続けたことにより、困難を乗り越えることができたり、達筆な字で仕上げた、人生訓を頂き,そのたびに元気を頂いたりして、40年間楽しくスペインで指圧道に集中させていただきました。

先生からの訓で一番多いのは、バカになれ、バカになれるかどうかが、人生の分かれ道だと繰りかえし、言っておられました。最初は、なんか笑っちゃうような訓なのですが、実に深い意味合いのある言葉であることに気が付くのでした。頭の悪い人ほど、俺は俺はと主張して、しらけさせたり、マー、能ある鷹は、爪隠す。この辺が凡人にはできないものです。この歳になっても、いやこの歳になったからこそ、爺は、バカにならなければならないのでした。

大分昔になるけど、実家の近所で、整体屋がオープンしました。知り合いだったので、顔を出すことになり、挨拶に参じました。どっかの自動車のメーカーの工場長まで務めた人で、早期退職して始めたそうです。内装造りや立地もよくオーナーは、自信満々の様子でした。連れていってくれた人が、どうですかと尋ねたので、1年も持たないと答えました。もちろん技術的なことは抜きにして、あの妙な自信が、鼻についたのでした。宣伝の肩書に何何自動車の工場長、慶応大学出身と書かれていました。これなんかは、完全に余計なことでかえってマイナスになる要因であることが、ご理解できてないようでした。逆に前職は、ミステリー、自分が言わなくても、なんとなく広がってゆくが正解だとわからないところが。一流勤めの悲しい所なのでした。特に早稲田あたりの中途半端な大学の野郎は特に勘違いが多いようです。この商売は、学歴なんかへのツッパリにもならないことは判っているだろうに、自信の無さが表に出てしますようです。60前後の爺が昔の経歴をしゃべること自体、タブーなのです。

年を取って、手技療法の世界に入ること自体が間違いなのかもしれません。指の感覚、患者さんとの対応、すべてが、頭の固くなったお年寄りには無理があるようです。その上、体を動かしたくない輩が多く、体で覚えることが、既にできないので、やはり脱サラの流行った時代にこの世界に流れてきた人が多かったのですが、ほとんどが、整体スクールは、儲けたようですが、世の中そんなに甘くないが、現実のようです。

話は戻しますが、その近所の整体屋も1年も持たずに消え去りました。これもバカになれた人なら、展開は、変わっていたかもしれません。

私自身、あの頃の指圧の世界を振り返ると、入門が、中年の人も多かったので、若い方の学生だったと思います。

確かに時代も変わり教える方も、学生も妙な縛りがあり、私の教え方じゃすぐに訴えられる要素が多分にあるようです。そこにも馬鹿になるという呪文が通用するのかもしれません。

結論を言うと馬鹿になり切れない自分が、まだまだいるという事は間違いなさそうです。バカになりすぎて、ほんとに馬鹿になるのもちょっとね。

 

2024年2月26日
by 小野田
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頭寒足熱(上虚下実)

女性の平均体温が下がりつつある昨今、まず頭寒足熱という古来からある健康理論のお話しをします。

頭寒足熱とは下半身、特に足を暖め、血行を促進して各細胞に酸素と栄養素を運び、老廃物・体毒を取り去って体を活性化させるという意味の熟語です。
逆の頭熱足寒で血行が悪くなると、身体の中に淤血(おけつ)が生じやすくなります。

淤血とは東洋医学で血流が滞っている状態をさし、広い意味での循環器障害であり、多くの病気の根本的な原因とされています。身体のある部分で血流が滞り老廃物や体毒が溜まると、筋肉が硬くなって、いわゆるコリ(硬結)となります。コリとはつまり筋腫の一種です。良性ならまだしも悪性となればこれほど怖いものはありません。
その他、淤血と関係が深い病気と言えば、冷え性や肩こりはもちろん、頭痛、不眠、便秘、関節炎やリウマチ、動脈硬化、高血圧、胃潰瘍、肝炎、肝硬変、糖尿病、月経困難、不妊を含む性機能障害等、きりがありません。

冷えの恐ろしさを実感し、頭寒足熱の重要性をご理解いただけたら、次のステップは、その頭寒足熱を自分の身体に実現させる方法です。食事改善による冷え予防対策はもちろんですが、そこに今回ご紹介する真向法をプラスしてみるのはいかがでしょう。
たった4つのシンプルな体操ですが、毎日続ける事によって身体全体の組織がリフレッシュされ、血液サラサラ足元ホカホカ間違いなしです。

dai1taiso

イラストのように足の裏の外側を合わせて座ります。
この態勢をとった時に、殆どの方が両膝が跳ね上がっていると思います。
そのような方は壁にもたれて両膝に手を置き、膝を下ろす練習をして下さい。
膝がある程度下がったら「かかと」と股の間を、握りこぶし一つ半ないし二つぐらい空けます。 背筋を伸ばし顎を引き、肩の力は抜いてください。足の裏の角度は45°位になります。
背筋を伸ばし肩の力は抜きます。肘は横に開き、上体を曲げていきます。
上体を起こす時は、直角以上になるように起こして下さい。

dai2taiso

イラストのように、両脚を伸ばして坐ります。
丁度アルファベットのL字形になれば申し分ありません。
最初のうちは背筋が伸びなかったり膝が曲がって、足首が90°に返らない方が、殆どです。
これは太腿の後ろの筋肉やふくらはぎの筋肉が萎縮しているからです。
この筋肉群が萎縮すると腰痛が起こりやすく、また膝や腰が曲がってヒップダウンの原因になり、美容上も好ましくありません。

足首を70°に返したまま、息を吐きながら曲げていきます。曲げる時は身を乗り出すような感じで股関節から曲げて下さい。

視線は初めのうちは2~3メートル先を見たまま曲げ、曲がるにしたがって下を向いて下さい。 もちろん膝が曲がってはいけません。完全な効果的な姿勢は、胸、顔が脚に着きます。 息を吐ききったら上体をゆっくり起こします。起こしたときは、直角以上になるまで起こします。

dai3taiso

脚を左右に開き背筋を伸ばし腰を立てて坐ります。両脚を約120~130°ぐらい開き(150°を限度とする)、足首が70度ぐらい返れば理想的ですが最初はなかな開きません。無理はしないでください。

第三体操の最大のポイントは、先ず両脚を開くことです。脚が開かなければ腰が立たず、したがって股関節から屈伸出来ません。
開く要領は両脚を出来るだけ広げて、両脚の内側の硬くなった筋肉を手で揉みほぐします。 少し柔らかくなったところで、左右数ミリずつ広げます。これを数回繰り返していると、最初は90°位しか開かなかった脚も、数ヶ月もすれば110°位まで開くようになります。
また、どなたかに前から両脚を押し広げてもらうのも一つの方法です。

腰を立て、背筋を伸ばしたまま股関節を中心に曲げていきます。曲げる時に手は床の上をスライドさせます。その場合肘は横に開いて下さい。

この動作が完成すると、イラストのように下腹、胸、顎が床に着きます。上体を起こした時は、最初の姿のように上体を直角以上になるまで起こします。 dai4taiso イラストのように、両足をお尻の幅だけ広げ、その間にお尻を下ろします。両太腿の内側はピッタリとつけます。
背筋はピンと伸ばし肩の力を抜きます。この座り方を「割坐=わりざ」といいます。ただし、現在膝の悪い方や、膝の関節が硬くてお尻が下に下がらない方は、座布団を二つ折にして尻の下に敷き、膝を上下に動かして膝の動きをよくし、楽に坐れるようになるまで割坐の練習をして下さい。

お尻が楽に落ちるようになったら、後ろに倒れます。
女性の方は大概出来ますが、男性は殆どの方が膝や太腿前部に激痛をともない、後ろに倒れられません。
後ろに倒れられない方は座布団かクッションを数枚重ね、その上に倒れて下さい。
上達するにしたがって重ねた座布団の枚数を減らしていきます。後ろに倒れたら両腕を真っ直ぐ伸ばして両耳に着け、同時に床にも着くようにします。
両脚でやるのが苦しい方は、片脚づつ交互にやって下さい。
呼吸は第一~第三動作までの呼吸と違って吐く息を長くします。(約3秒~4秒)吸う息は短くします。(約1秒~2秒)。慣れるにしたがって吐く息を長くします。(約7秒~8秒)。
起き上がる時は膝を持ち上げるようにして脚を抜き、両脚を伸ばしてから起き上がって下さい。
倒れたまま体を左右にひねってから起き上がると、腰を痛めることがあります。

注意!第四体操、腰痛の方は無理に倒すと腰に負担をかける場合があります。決して無理をせず、徐々に、そして気長に続けてください。まさに継続は力です。

この4つの体操が真向法の基本です。真向法は、簡単そうに見えて、イラストのように正しく且つ完璧な形にするのはなかなか難しいものです。
大切なのは10分でも15分でも良いので毎日続ける事です。一週間に一度2時間集中してやっても意味がありません。
無理をせず身体を気持ちよく動かせる範囲で、気軽にそして根気よく続けてみてください。 特に夏は、冷たい飲み物や食べ物の摂取量が増えます。
夏だけではなく、一年を通じて真向法で身体の内側からの体温調節をお勧めします。

塾 Shiatsupractor 塾長 小野田茂

2024年2月19日
by 小野田
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爺の醜さ

馬鹿だの、チョンだの、言われ続けて、それでも国会答弁を繰り返す岸田さんあなたは本当に偉いと思うよ。あれだけ言われて、あれだけ側近が不諸事をやらかしても、頭を低く、耐えてるこの人は、偉いの一言です。だってそうでしょ。あの人たちは、国民が、投票をして選んだ人たちです。あの人たちの行動は、あの人たちのやり方は、誠に持って、日本というおいしい放置された食い物を誰のコントロールもなく、食いつぶせるのだから、誰が,平和ボケしたアリさんたちのいう事なんか聞きますか。誰も聞きません。よく考えてください。国民の鏡である、私たちが選んだ議員さんの生き様なのです。この辺を私たちは、勘違いしているみたいです。選ばれた人が、委任状をもらってやりたいことをやっているのです。黄門様の印籠を持っているのは、彼らなのです。

日本は、腰抜けになりました。全くもって、義理と人情、わびとさびなんかとっくに、賞味期限が切れちゃったと嘆きます。それでも愚痴だけ言っても誰も聞いてくれません。悪いのは、それを許した日本人、すなわち有権者なのです。大都会は、とにかくとして、地方に行くと長年の習慣で、品物はいいから、お金で頂戴と露骨に町内会のボスが、里帰りの議員さんに言っては、よっしゃよっしゃと渡しているわけです。その程度の村社会が、存在しているのが、日本です。田舎に行けば行くほど、この程度がほとんどです。世襲がはびこるこれは、村社会の宿命です。田舎に移住、理想と現実で戸惑うと聞きますが、ずばり、人間関係だと思いますが、どうなんでしょうか。

私が住んでるスペインもやってることは、50歩100歩です。労働党の政権が長く続いていますが、バラマキバラマキの政権で、貧困層の国民は、どう恩恵を獲得しようかと共産党系の弁護士にご相談が、日常茶飯事です。南米からの移民なんて、条例をよく知っていること、骨の髄までしゃぶりつくしています。そんな訳で、何年かして国民党(右派)に政権が入れ替わると、反対に労働者たたきが始まるわけです。南米の国々は、以前の支配者スペインが、汚職の裏技を伝授し続けた歴史がありますので、政権を取ると一代で、財を築く一族が一杯います。

今まで、アメリカからのテレビ番組をいやおうなく毎日見させられて、アメリカはいい。アメリカを見習って、日本の古いしきたりなんか、ふてちまおうとテレビが盛んにたれ流して、それを真に受けた,オレよりちょっっと上の世代のモーレツのおじさんおばさんが頑張ったんだと思います。

しかし、このざまです。自民党が、悪いのではなく、この流れを許した、日本国民が悪いのです。テレビの時代で育った俺たちの時代、そして団塊の世代、この辺が,結構いい思いをしたんだと思います。今の世代は、この謳歌した世代のつけが、どーっと回ってきて、やばいやばい時代には、なるんだと思うけど、それでも、日本の将来、俺たちの世代が死に絶えれば、それはそれで次世代の若集、結構やるんじゃないかと期待している事実もあります。

国会の答弁を拝見すると俺ぐらいの年の人が、大臣なんかになって、あたふたしてるいるのを見かけますが、今の若い日本人がやばいと思えば、火事場の馬鹿力、結構やると思うよ。何しろ60歳代、70歳代の日本人が、俺を含めてふがいないのであって、その年代が、死んじまえば、大和は、よみがえると思っています。

記憶にないとか。検察の精査中で、お応えできません。国民から選ばれた国民のボスが、お応えできませんの連続じゃ怒るわなー。サインしといて、記憶にないじゃ、その末端の人(選挙で電話でどんどん勧誘していた人は怒るよなー)は腹立つよなー。いい悪いは別にして、やってもらって当選して、お礼もなしで、知りませんじゃ。怒るよなー。

EUの特にフランスだったら、暴動です。アラブの一国であれば、革命でしょうね。

何しろ、官僚だって一応60で定年なんだから、二階さんのような80歳代の議員はないだろうに、爺に限って、金、金なんだよね。あの森喜朗にしたって、議員でもなんでもないのに、車いすで、参上して、お金をかっぱらってゆくんだから老害そのものでしょ。自民党はそれを止められない、お粗末の限りです。派閥をつぶしたついでに、岸田さん、森さんを追放したら、長期政権間違いなしなんだけれども、無理かなー。

これ以上ごたごたしていると次世代の若者の金玉が本当に委縮しちゃうぞ。やばいぞヤバいぞ。

2024年2月2日
by 小野田
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2024年初頭のご挨拶

正月早々、日本は、能登の地震、飛行機のニアミス、そして松本人志と色々な話題で振るわっていました。現在進行形の日々を実際に味わっている人は、誠に持ってお気の毒の一言です。山本太郎が、被災地を訪れて、頑張っているところに,ご苦労さんという反面、それを批判している輩がいるとのこと。確かに一般の野次馬ならこれは、迷惑千万ですが、国の議員さんとして動いたんであれば、これはいいんじゃないですか。ご苦労さんの一言です。

岸田さん、新品の災害のためのユニフォームを着て、国民に報告なんてほざいている姿より正直よっぽど、国政を語る人としては、素晴らしいと思うのは私だけでしょうか。山本太郎さんが出演する、難波金融の映画を見て、頭の切れる俳優だと思ってみていたのですが、政治家として、勉強して頑張っている姿は私は好きですね。東大出の口だけ達者で、官僚上がりの議員さんが、国会で幅を利かしているけど、いざというとき、あのふにゃけた顔ではいけません。童貞オジサンそのもの、まーマザコンですね。早稲田もこずるい奴ばっかしで、中途半端が目立ちます。ハマコウ、田中角栄やはりこの辺は、別格でしたね。

石川県の地震は、寒いうえに半島の地震とあって、誠に持ってお気の毒の一言です。突然の不幸とかち合った正月を「マー「なんといっていいのかわかりません。江頭2時50分あたりが励ましに行ってくれれば、いいんだけど、いまは、遠くから寄付金を一杯送って、邪魔しないのが、一番いいのかもしれません。

モロッコで、つい最近やはり地震があった時にうちの学校も幾ばくかの寄付金を赤十字を通じて送ったのですが、マーこちらのおたすけ運動は、金持ちを先頭にシステムに応じる一方、臨機応変にスムーズにやっているので気分がいいです。この辺は、ヨーロッパは確かに大人ですね。政治家も若いのが多いので、確かに荒っぽさも目立ちますが、やることが何しろ速くかつ敏感に動きをとらえ、命令を無視してでも早急に動くとこなんざ、日本は見習ってほしいです。

日本は、何しろ遅い、責任を取りたくない。この辺が、官僚頼みの政治家の勉強の足りないところかもしれません。大学名はどうでもいいの。ヨーロッパで、東大といっても誰もすごいとは言いません。何を勉強したかでしょ。高校までの頭で、大学の試験に合格。ここから始まるのが学問であるのに、何大学卒業が,肩がきなんて、ヨーロッパじゃ通用しません。

ここまであれた日本、2024年は、アメリカの大統領選挙もあるし、自民党は、検察の忖度に助けられて、生き延びているカスの状態だし。誠に持って面白い年になりそうです。

体にきをつけ野次馬根性むき出しで生きるぞー・。それにしてもPERFECTO DAYSの映画良かったです。2回見ました。こんな生き方、こんな世だから、明日は明日今日は今日。空を見上げて、今日も頑張るぞー。

2024年1月13日
by 小野田
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人生はなんとなくで良し

渡西40年の指圧道と題してキャンペーン実施中です。何やかやで。スペイン在住40年。スペインに何しに来たのと聞かれれば、指圧を広めるためだとズバリ言い続けて今があります。狭い日本を後にして、夢の国アメリカを屁とも思わず、一直線にマドリッドにたどり着きました。あのうさん臭いあの頃のテレビのアメリカ版ホームドラマを妙に嫌い、夜の10時半から毎日聞いた文化放送のハリス先生の100万人の英語を、キッパリ捨てて、大学の選択科目で聴講した、熊谷先生のスペイン語を信じつつも、少々ビビリながら、成田から大韓航空でパリまで行き、パリからマドリッドまで、寝台列車に乗り、朝方、赤いポーレンの咲き乱れる線路沿いを車中から眺めながらマドリッドに到着したのでした。

2,3年でもういいやと帰りたい人がいます。何年たっても何処で住んでも同じという人がいます。この単純な思考が、人生の生き方を左右します。私は O 型の典型とよく言われます。落ち込んでもすぐに忘れるタイプです。一人でぼーっとしているのが好きですので、まったく孤独が堪えません。何人かの一生の友がいますので、それで十分です。友と知り合いは、できるだけ少なくをモットーに生きています。

今は、パリからマドリッドの夜行は廃止されたみたいです。どうなんでしょう、何年もたって、スペインもEUの優等生で面白くなくなったスペインですので、けしの花の乱れる線路沿いはもうないかもしれません。スペインは、まだまだピレネーを超えるとアフリカだった頃ですから、そしてペセタの国スペインですから、何でもありの田舎の一国だったことは、確かなようです。

何回か、このブログにも紹介したことがありましたが、エステシャンの傍ら、未来を言い当てるというのか、アドヴァイスをくれるお姉さんがいて、帰国の度にお会いして進路を問いました。彼女が言うには、スペインは、変わるわよー、の一点張り。商売は北。全て北で勝負ね。のこんな会話で、いつも終了。なにしろこの言葉を信じて、スペインの暮らしを続けたことは、確かです。EU諸国の一員になり、ペセタからユーロに変わり、あの頃の社会党の首相フェリッぺエ ゴンザレスのカリスマとバブルの到来で、高速道路をEUのお金を分捕っては、バンバン、インフラ事業に着手して,ヨーロッパ一のハイウエイ大国になりました。あの頃の患者層は、皆土建屋関係の有閑マダムで、それにつられて一代指圧ブームを作り、テレビのワイドショウに何回となく招待された時期がありました。

信じがたいのですが、バブル期のお祭りは、患者が、ひと月1200人といった数年があり、今でもあの頃は、いったい何だったんだろうと思う時期が、ありました。まさしく90年代の世界中が、踊りだした時期がスペインにもあったのでした。あの頃、こんな時期はいつまでも続かないと思う反面、じゃんじゃんお金を、消費した時期でもありました。

アラブのおじさんを指圧するために某国に飛行機で行き、2,3日滞在して、また飛行機で、帰国なんてことも、確かにありました。小切手でいただき、こちらは、金額を表示しなくても、あちらで勝手に決めた金額でOKなんて時代もありました。あの頃のお金をキープしていたらとだれもが思うのですが、悪銭じゃないにしても、そんなお金は、すぐに無くなる浮世のようです。

それからバブルが、はじけていつの間にか、成金の有閑マダムは、姿を消して、いつもの状態にいたり、普通の治療院になり今に至っています。健康産業、特に代替療法すなわち予防医学ですので、ブームなんてないわけで、金がなくても、あっても体の投資を一番に考える人たちは、20年、30年と黙々と通い続けて来ていただいております。牛のよだれとはよく言ったもので、継続はやはり力なのです。

それでも、武漢ウイリスの3年間は、すべてを変えました。スペインに5校ほどあった指圧の学校が、次々とお辞めになったようで、今では私の所と針と指圧を教えている学校の2校になりました。

武漢ウイリスの前の2020年は、指圧の海外ツアーが、沢山計画されていていました。やるぞーの押せ押せの日々でしたが、あのマスク常備の3年間は、確かに冷や汗ものでした。どうにか持ちこたえましたが、廃校寸前だったことは確かです。治療院だけのほうが 効率はいいのですが、もうからない寺子屋での指圧普及があるからこその海外生活です。

歴史を残したくここにいると意地を張って学校を継続している事実があります。意地を通すのも、これはこれでいいと思っています。嫁さんには、すまないと思っておりますが、これも生き方と勝手に見栄を張っています。

2023年12月29日
by 小野田
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2023年総括

なんやかんやで、今年も終わろうとしています。個人的には、在西40年目を迎えてのマドリッドなんですが、淡々と今まで来た感じで、苦労という苦労も、何も感じていません。。移民といえば移民なんですが、金がなくて、流れ着いたわけでもなく、好きで、スペインに来たので、日本から、何の興味もないスペインに来て、俺を今まで助けてくれた嫁さんには、正直100パーセント俺の責任が、完璧にかぶさって来るけど、嫁さんもスペインの外人に対する寛大さに満足しているようで、中国製の怪しい器具で、レアルタイムで、下向いて棒読みする、お姉ちゃんが朗読する日本のニュースを見ながら、日本のあまりも異常な世界に対する日本のお偉いさんの対応のおかしさに首をかしげて、この地で良かったなんて独り言を言っているので、スペインを勘一つで選んだのも、もまんざらでもないという感じで今のところ一致しています。

在西4年目で、長女、5年目で息子を神様から授かったので、稼がなければならないという単純な構造で、おじさんは、全力で、働きだしたのでした。好きな指圧で食っていけるのだからありがたいことです。日本のおかしさと言えば、増税眼鏡とは、良く行ったもので、日本の政治家も地に落ちたものです。息子も政治家はいけません。息子は苦労してないもん、庶民の苦しみなんてわかるはずもなく、日本人会で、会長をしていた時に、日本の政治家と飯食う機会あったけど、ちょっとずれてる感じで顔に何の魅力もない奴らばっかしだったかなー。いい印象は、ゼロですね。

子供ができる前は、旅行したり、骨とう品を毎週日曜日、ラストロ(毎週日曜日の骨董市)に行き、1930年ぐらいの紙粘土のお粗末な人形を買いあさり、あっという間に何百体といった日々を送っていました。そんな人形も今では、物置に段ボール箱に納まって、日の目を見ずにいます。指圧で儲けたお金をすべてつぎ込み、買いあさっていたあの頃はいったい何だったんでしょう。バブル時は、ひと月1200人ぐらい消化して、バンバンのバブル期もありましたね。今は昔ですけど。

治療所に120年前のニューヨークから渡ってきた自動ピアノが、ほこりだらけでおかれています。ペダルを踏むと紙のロールにぼつぼつの穴があり、その穴が音を生み出す、あっぱれ者です。これもその時に、あの頃あった中古の掘り出し物を掲載している新聞を買って、そこに掲載されていた品物としてゲットしたものです。あの頃で、40万円ぐらしたのかなー、修理をして,合計何やかやで、100万円位かなー、何しろあの頃はペセタだったので、あまり正確な金額は、忘れたけど、日本に帰り、青山の骨董屋に聞いたら、ロールが一本が2000円で500本のロールがあるのでそれなりの値段はしたようです。

ただ日本は、気候が、湿気だらけなどで、どうかなと言われましたが、もともと売る気がないので、そんな値踏みだったことは覚えています。あれから随分と時間がたちました。自動ピアノの時価の値段は、知る由もなく、ただただ置かれています。興味がある人には値打ちものですがない人にはただのゴミです。

40年前から毎年クリスマスになると、必ず、サーカスのテントが、そこいらの空き地に出来上がるのです。毎年そのサーカスを代の大人が、楽しみにしているのでした。必ず、一人で毎年誰にもいわずに観に行きました。うちの子供たちは、動物の毛のアレルギィ―なので、一緒に行った記憶がありません。そのサーカスもそうなんですが、そのポスターをはがしに街を特に寝静まった夜に徘徊するのが、好きでした。ポスター集めは、おじさんだけではなく、同じようなファンが、うごめきまわっていることが、あとでわかりました。そのポスターも、筒にしまってあるのですが、どこにあるかは、今では確かではありません。

終活で整理しなくてはならないのに、家族に言わせるとガラクタを親父はどうするんだと、少々心配しているようです。サーカスのポスター今はなき貴重な資料なんですが、どうすることもできなくて途方に暮れているわけですが、自分としては貴重な物でも人さまは、私が死んだら、さっさとごみ溜めでしょう。それでも捨てられない自分がいるのでした。

また毎年のように帰国するたびに、段ボールに詰めて本を送るのが習慣になっていたのですが、あまりにも多くなり、嫁さんが、どうにかしてよ云うので、どさっと役所の掃除の係に頼んで、持って行ってもらったんだけれど、これだけは、捨てられないというものもあるので、もっともっとと言われるたびに、本を捨てるなんて犯罪だぞ、バチ当たらるぞと思うのですが、これも決断が、まじかに迫っているようです。

ふと仕事が終わって、今年を振り返っってみたら、こんなたわいのない雑談になってしまいました。それでは皆様良いお年を御迎えください。来年は、激動の年と勘がうずくので、少々緊張気味ですが、おじさんは、頑張るのみ。てんてん。

2023年11月25日
by 小野田
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不景気の嵐、スペイン

至る所で,右派政権が誕生している中、スペインは、中道左派と左派のお友達政権が、誕生しました。政権をとれるなら何でもOKのペドロサンチェスさん率いる労働党が、昔のテロ集団の恩赦を認めることを条件に、とあるグループとお友達になりました。持ちつもたれつの凸凹政権の誕生です。女の閣僚が結構多くて、話題になりましたが、今まで女子の閣僚がバリバリ活躍したかという、噂もありませんが、時代の流れだからしょうがありません。医者の世界も、弁護士の世界もスパインでは、女子の活躍が目立ちます。活躍かどうかは、知りませんが確かに目立ちます。女子が金を稼げば、自然と離婚率も増えてシングルマザーが確かに目立つスペインです。労働党が政権を取ると、労働者の味方的な発想で、政策を打ち出します。

例えば、妊娠出産の際に、ご婦人の妊娠者は、出産後、ご苦労さんと半年は、当然チンと産後休暇です。そして半年近く旦那さんも育児休暇が認められています。大企業、公務員であれば、それも時代の流れとして仮に良しとしましょう。

しかし企業としてのカスである、零細企業のオーナーも同じ条件で圧迫されたら、たまったものではありません。当然小さいお店はつぶれます。どんどんスペインの特徴のある地域社会に根付く一坪商法の家族経営のお店はどんどんつぶれています。日本人経営の原点、お客さんのために価格維持で頑張ります、なんていう輩はいません。儲からなければ、さっさと御店を閉めます。常識です。こんなこともあり、ダウンタウンの小さな店はどんどん消滅して、どこにでもある同じものを売る、ZARA,ユニクロ,無地、有名ブランドといわれる個性のない品を売る薄っぺらいお店だらけになりました。

いろいろ旅行すると各国の飛行場の個性のない、どこの国でも手に入る、同じ品物の陳列の山、誠に嘆かわしいことです。私の住むスペインは、旅行者の心をつかむ、スペインらしさの魅力がなくなっていますが、イタリアはまだまだ、小さい店が、至る所にあり威勢のいい掛け声が聞こえますので、まだまだ観光としてのイタリアは、お勧めします。

そんな中、健闘しているのが、華僑です。中国人の経営であろう店、特に食材店が,どんどんできています。店がつぶれると、近所の人がまず第一に心配するのは、中国人が店を開くのではないかという事です。一度中国人が、腰を下ろすとあっという間にどんどん中国人経営の洋服屋、中華レストラン、食材屋、ネイル屋等々、あっという間にリトル中華タウンの出来上がりです。その動きが、見えない渦として流れ、そして浸透すると、その地の不動産価値が間違いなく下降します。マー中国人より質が悪いのは、南米人の移動です。南米人が増える街は、不動産の価値がなくなります。南米人の多い町の公園は、週末南米人であふれています。どういう訳か、外でのコムニケーションが、好きなのが多くて、ゴミだらけの殺伐とした街になるからです。それでもスペインには、メキシコ人、ベネズエラ人のお金持ちが多く住んでいて、そんな患者さんを当治療院は、沢山施術をしています。

南米人が、住み着き特典を得て子供を作り、本国に仕送りをした、2000年代はとっくに過ぎて、今では南米人の出稼ぎは、めっきり減った感がします。11月ももうすぐ終わりますが、まったくもって患者さんの電話がなく、ワースト記録を更新中ですが、他の店も、レストランも苦しいとのことです。ブラックフライデーが、裏目に出ている感がします。ウクライナとソ連、イスラエルとパレスチナ、そして干ばつとくれば、懐具合を引きしめるは、いくらスペイン人でも、本能的に感じているようです。

お隣のフランスは、いつものこと、労働者天国で、すべてが労働者の味方を前面に掲げて、怠け放題の労働者、権利だけはいっちょ前にくださいくださいの連呼。これで世の中うまくいくのかと考えるのですが、人件費が高騰すれば、プライスを書き換えればいいわけなので、従業員神様が、お隣の国フランスなのでした。スペイン人より怠け者は、まちがいなくフランス人です。マーお互い国同士で、同じことを言ってるようですけど。

追記

潰ぶれるといえば、 長年にわたり親しまれた花とも、銀座、日本、どん底(スペイン人経営)すべてが、日本人経営のレストランが消滅しました。いい味出していたのに、代わって中国人がオーナーである、日本名のレストランが、また増え始めました。サーモンばっかしが、すしじゃないだろうに。アーそれと日本人の旅行者の皆様のお土産屋さんティミールさんも消滅しました。ご苦労様でした。時代の流れと言えばそれまでですが。